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腐川軟禁-待降節を過ごす密やかな25の話-

クリスマスまでの毎日を少し退廃的に過ごす十神と腐川の二十五日間。 ショートストーリーを一日一本公開予定です。

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誰かのナイチンゲール

「厨房に向かうぞ」
「え?何を」
「何度も言わせるな。腐川」
 一日に一度、手を変え品を変え十神は腐川を学園のどこかに連れ回す。それは気まぐれのようでいて、行き先にはちゃんと目的が周到に用意されているのだ。

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作家の肖像

 昼下がりに十神と腐川は昼食を摂る。
「白夜様はミステリをお読みになったことがあるんですか?」
「一、二冊程度。」
「コールド・ハムとコールド・タン。じゃが芋を添えて。『そして誰もいなくなった』の昼食ですよね。」
 腐川は小ぶりのじゃが芋をフォークでつつきながら言った。推理小説の中でも古典。クローズドサークル物の草分けである。絶海の孤島も封印された学園も、似たようなものではないかと腐川は思った。ここで事件が起きたらどうなってしまうのだろうと。そんな事は絶対に起こりえないけれども。

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小さな音楽会

 監禁生活を始めてみて十神は、監禁対象にも気分転換の時間が必要だと考えた。思えば自分たちのシェルター生活もある種の監禁生活である。だからこそ適度に自由に過ごすことが許可されている。監禁の函の中でさらに監禁を行うのであれば、より慎重な観察と対処を要する。

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お飲みなさい

 十神白夜の監視下のもと、腐川は執筆活動を再開した。
 以前は好きな時に書き、好きな時に眠り、つい食べることも忘れる程の不摂生をすることもあった。今は、十神の指示で朝九時から一日執筆をすることになった。決まった時間に食事を差し入れされる。
 図書室の小さな書斎から出る自由は、腐川には無い。

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腐川監禁

「目が覚めたか腐川よ。日中ずっと眠っていたのだぞ。」
 次に腐川が目を覚ました時、耳に飛び込んできたのは柔らかい低音の声。一瞬大切な想い人がつききりで側にいてくれたのかと錯覚をした。

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告白

 十神は茫然自失でただ声を上げて泣く腐川を図書室から連れ出して、自室に送ろうとした。一階に降りて折れ曲がった廊下へ。たかだか数十メートルも歩けば寄宿舎に着くというのに、腐川は足が竦んで動けなくなった。

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ジェノサイダー登場

 腐川冬子は書庫の床にばったりと倒れたまま動かない。
「腐川……!おい、腐川、しっかりしろ」
 十神は足下に横たわる腐川の肩をそっと揺する。恋人でもない女性の体に触れる非礼を詫びようにも、相手は意識がない。

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オレンジは血の匂い

 十神白夜は櫛形に切ったネーブルオレンジとホイップクリームを皿に載せ図書室の自分の城に運んだ。この日も腐川は一日の大半を十神の書斎と化した書庫で過ごし執筆活動に専念していた。近頃十神が手ずから用意する食べ物は、子供の頃読んだ物語に出てくるようなものが多かった。腐川はゲームさながらそれを当てて、二人で少し笑う。この日十神が軽食代わりに用意したものは。

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ランドリーにて

 ランドリーでは各人が好きな時間に洗濯をしに来る。
 大ざっぱな男子などは、溜まった着替えを突っ込んで一気に乾燥までのフルコースのボタンを押し、どこかへ行ってしまう。
 流石に女子はそのようなわけにもいかず、洗い物を仕分け、ネットに入れ、放置もせずにランドリー室で雑誌など読んで待つ。干す時も、凝った下着などは丁寧に扱わないと形が崩れてしまう。

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学級会 その1

 今日は、少し学園内の様子が違った。
 生徒が皆食堂に集まり、あれやこれやと話し合っている。朝食会は億劫で欠席しがちな十神と腐川も、皆が集まるというならば出向かざるを得なかった。それが、最低限ここで巧くやっていくための社交術。長い生涯を共にする可能性がある仲間とつきあう術だった。

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誓約

「十神クン……?何してんの?」

 苗木誠が驚いて声を掛けたのは、思いも寄らぬ場所に彼が居たからだ。クラスメートとの朝食会にも出てこない、必要以上の交流を好まない人間が、厨房に居る。最もその朝食会も、クラスの風紀委員発案の会だったが決して義務ではなかった。没交渉になりがちな孤高の男でも、人並みに腹は減るのだろうと苗木は理解した。

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二人で朝食を

 腐川は自ら好んで執筆活動をしている。
 十神は腐川の筆の向くままに書きあがった著作を読み耽る。

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腐川軟禁?

 十神白夜が腐川冬子を軟禁したらしい……という噂が寄宿舎の廊下で、朝の食堂で、さざ波のように広がった。

「まさか、そんなことが」
「これは、事件の匂いがすると僕のゴーストが囁くのです!」
 

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ダンガンロンパ二次創作をかいています。主に十腐(ジェノ)固定。拍手コメントの返信は、ブログ『ぺね屋絶望ホテル』からいたします。

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